今回は路上スカウトで稼ぐデメリットをご紹介します!
スカウトマンって稼げるの?
学生時代にスカウトマンとして働いていた僕が路上スカウトで稼ぐ時のデメリットをお話しします!
目次
そもそもスカウトマンってどんな仕事?

スカウトマンとは街を歩いている女性に声をかけ、
キャバクラや風俗などのお店に紹介するというお仕事です。
スカウトする場所は駅前や繁華街などがメイン。
そしてスカウトした女性が実際にお店で働くことになった際、
その女性が稼いだお給料から毎月数%が自分の収入になるというシステムです。
スカウトマンって稼げるの?



天性や運もあると思いますが、稼げる人は結構な額を稼いでいました!
ただ、スカウトマンの仕事は完全歩合制。
頑張れば頑張るほど儲かりますが、仕事ができなければお給料は0です。
スカウトマンとして働くデメリットは?

確かに僕はスカウトマンとして働いてた時に結構稼いでいました。
しかし、路上スカウトマンとして働くには様々なデメリットがあるんです、、、
迷惑防止条例違反になる

▶︎迷惑防止条例違反とは https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/keiyaku_horei_kohyo/horei_jorei/meiwaku_jorei.html 警視庁ホームページ
路上でのスカウト行為は迷惑防止条例違反となっており、
渋谷や歌舞伎町などでは頻繁に警察が囮捜査を行なっています。
僕が知っている限りでは4月、8月、12月は毎回行われていました。
スカウトマン同士のグループで注意していても分からず捕まってしまうということもありました、、、
実際僕がスカウトマンを辞めたきっかけも警察官にお世話になってしまったからです(^_^;)
ちなみに僕の上司や後輩も何人か捕まってしまったことがあり、
結果的に退学になってしまった人もいました。
なので、学生の方や一流企業に勤めている方にはこの仕事はおすすめできません。
スカウトキャッチのシマトラブル


漫画のような話しですが、僕が働いている時にも実際ありました。
そういったトラブルが起こってしまうと非常に面倒で、
後々スカウトグループ同士での話し合いが行われるそうです。
スカウト会社の規模によっては潰されてしまう可能性があるようで
学生だった僕は恐怖心でいっぱいになりました、、、
揉め事を起こしてしまうとお互いイラッとして終わってしまうので
その後の仕事に影響することもあるみたいです。
田舎だとトレードマークみたいに覚えられてしまう

人通りがあまり多くない場所でスカウト行為をしていると
いつもその場所を通る人から覚えられてしまう可能性もあります。
「あのお兄さんまたいるー」と指を刺されたり恥ずかしい思いをすることも(^_^;)
人によってはTwitterなどSNSに晒されてしまうこともあるようです、、
それが原因でお母さんにバレてしまった人もいました(笑)
年々スカウト行為の取り締まりが厳しくなっている

20年ほど前はそういった条例はなかったのですが、
ここ5.6年で厳しくなっているようです。
時代背景としては、『新宿スワン』が流行ってからスカウトマンが急増し
取り締まりの方も厳しくなっていったとのことです。
最近だとスカウト通りにライブカメラを仕掛けられていて見られ放題だとか、、、
現在では、風俗・キャバクラ・AVなどの公共場でのスカウト行為全てが禁止されています。
それ以外のスカウトについても、執拗な勧誘行為は禁止されているようです。
迷惑防止条例違反行為って例えばどんなこと?
路上でのスカウト行為に対し取り締まりが厳しくなっていることはお分かりいただけたと思いますが、実際にあった事例をご紹介します。
どれくらいの人が検挙されちゃうの?

※警視庁ホームページより https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/sakaribasogo/kenkyo_jirei.html
取り締まりが厳しくなるにつれスカウト行為で検挙されてしまう人は年々少なくなってはきていますが、今でも多くの人が捕まっているようです。
実際どんなことをすると違反になる?
◯ 事例1


居酒屋などの飲食店、キャバクラなどの風俗店への客引きが、街ゆく人に執ように付きまとったり、立ちふさがったりして、高額な飲食店や違法風俗店などへ案内します。
悪質な客引き行為は、そもそも風営法、東京都迷惑防止条例に抵触する行為です。中には有名店の店員を装い、店の前などで待ち構え、予約客に対しても、「ただいま満員です。系列店に案内します。」などと嘘を言って、全く関係のないいわゆるぼったくり店に連れて行く客引きもいます。
客引きには絶対についていかないようにしましょう。
客引きを「しない」、「させない」、「されない」。
◯ 事例2

主に若い女性に対して、「キャバクラで働きませんか。稼げますよ。」などとつきまとって勧誘する行為も問題となっています。
このほか、性風俗営業やアダルトビデオ出演への勧誘行為も行われており、これらの行為も条例で禁止されていますが、モデル等の勧誘とウソを言って声を掛けてくる場合もあるので、注意が必要です。
スカウトを「しない」、「させない」、「されない」。
◯ 事例3

酔客をねらって強引な客引きを行う者がいます。
このような客引きが誘う店舗は風俗営業を許可なく営業したり、営業禁止地域内での営業、店内での売春行為など、悪質かつ巧妙な手口で違法営業を行っていることが多く、酔って寝ている間に現金やカードを抜き取られるなど、様々な犯罪に巻き込まれるおそれがあるので、決してついて行かないでください。
また、違法な個室マッサージ店など外国人が関与している店などは、不法就労や在留資格外活動などの犯罪の温床にもなっていますので、利用しないでください。
※ 警視庁ホームページより https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/anzen/sakaribasogo/kenkyo_jirei.html
いかがでしたか?
スカウトマンの仕事は、稼げるかもしれませんがリスクがかなりありますよね、、
路上スカウトは数々のデメリットがありますが
今はSNS上でスカウトマンの仕事をする方も多いようです。
・迷惑防止条例違反になってしまう
・スカウトマン同士のシマトラブルがある
・田舎だとトレードマークのように覚えられてしまう
・年々スカウト行為の取り締まりが厳しくなっている
・街ゆく人に執ように付きまとったり、立ちふさがったりする行為
・主に若い女性に対して「風俗店などで働いてみませんか」と勧誘する行為
・酔客に対する強引な客ひき